サービスエリアのコーヒー自販機でおなじみの楽曲「コーヒールンバ(Coffee rumba)」をソロギターでアレンジ・演奏しましたので、曲について書いていこうと思います
自身の楽譜(TAB譜)・ギター演奏動画リンクも貼っていますが、楽曲自体・ソロギター全般についての内容も多く書きましたので、「目次」からご興味のある部分だけでもご覧いただけると嬉しいです。
目次
コーヒールンバ(Coffee rumba)の概要
「コーヒールンバ」は、アルパ奏者のウーゴ・ブランコ(スペイン語版)の演奏でヒットした楽曲ですが、原曲は別の曲です。
ブランコの叔父にあたる作曲家、ホセ・マンソ・ペローニがコーヒーをモチーフに1958年に作詞・作曲した「Moliendo café(モリエンドカフェ)」が原曲になります。
日本では、1960年代初頭に西田佐知子さんによってカバーされ、今なおファンが多い楽曲となっています。
「ダンシング・ヒーロー」で有名な荻野目洋子さんも歌っています。
冒頭で述べた「サービスエリアによくあるコーヒー自販機」で、コーヒーをドリップしている間に流れる楽曲なので、知っている方は比較的多いかと思います。
また、インストゥルメンタルのジャンルでもカバーされる楽曲となっていて、ギター界隈でもよく演奏されます。
クラシックギターアンサンブルの分野では、比較的スタンダードなナンバーとして親しまれています。
コーヒールンバ(Coffee rumba)のソロギター楽譜/動画
よかったらチャンネル登録いただけると大変嬉しいです。
楽譜
【ソロギターTAB譜】コーヒールンバ(Coffee rumba)
演奏動画
【ソロギター】コーヒールンバ(Coffee rumba)【TAB譜・楽譜あり】
コーヒールンバ(Coffee rumba)のソロギターアレンジについて
フラメンコギターやウクレレなど、かき鳴らす系のジャンルでもよく演奏されることもあり、ストローク弾きを主体としたアレンジにしてみました。
ポジション諸々は見た目よりも弾きやすいかと思いますが、ストロークと指弾きの切り替えや、余計な弦を弾かないようにするミュート等の配慮は、少し難しいかもしれません。
「簡単」とは言いづらい難易度ですが、弾きづらい箇所は、伴奏の音を適宜省いていただくことで、弾きやすくなるかと思います。
「情熱的な曲を弾いてみたい」というソロギター初心者の方は、ぜひチャレンジしてみていただけると嬉しいです。
おすすめのコーヒールンバ(Coffee rumba)ソロギター動画
独断になりますが、個人的におすすめのソロギター演奏動画をご紹介させていただきます。※敬称略
ダニエル・コフリン(Daniel Coughlin)
ギタリスト、ダニエル・コフリン(Daniel Coughlin)さんの演奏です。
個人的には、コーヒールンバのギターアレンジというと、この方の印象が強いです。
押尾コータローさんを彷彿とさせるようなパーカッション奏法を駆使した、めちゃくちゃカッコいいアレンジです。しかもイケメン。
私が弾くのはガット中心ですが、こんな感じで弾けるようになりたいものです。。
浅田直(Asada Nao)
ギタリスト浅田直さんの演奏です。
先ほどのダニエルさんと並んで、YouTube上で「コーヒールンバと言えば」といったイメージの方です。
スペインバルで演奏された動画のようですが、お客さんの盛り上がりがよくわかる、アツい演奏です。
池上トシ
フラメンコギタリスト、池上トシさんの演奏です。
フラメンコギターのジャンルでもパコ・デ・ルシア氏の演奏で有名な本楽曲ですが、やはりかき鳴らす系の奏法とは相性抜群です。
こちらもライブ演奏の撮影動画のようですが、演奏中の表情や拍手の様子から伺える会場の雰囲気がとても素敵です。
北田奈津子
女性クラシックギタリスト北田奈津子さんの演奏です。
繊細で美しい単音フレーズと、ストロークの情熱的なフレーズの対比が印象的です。
蓮見昭夫
ギター教室の運営など精力的に活動されている蓮見昭夫さんの演奏です。
パーカッシブな奏法も取り入れられつつ、流れるような低音が美しい、情熱的な演奏となっています。
おわりに
今回も、つらつらと書かせていただきました。
かなり有名なスタンダードナンバーと思っていましたが、他の楽曲と比べると意外と動画が少ないと感じました。
弾くのも聴くのも楽しいので、難易度は少し高いかもしれませんが、ソロギター初心者の方にもチャレンジしていてだきたい楽曲です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【ソロギターTAB譜】コーヒールンバ(Coffee rumba)
【ソロギター動画】コーヒールンバ(Coffee rumba)