骨折ネタが続いてしまうのですが、タイトルの通り骨折からの回復で約半年ぶりにギターを弾けるようになって思ったあれこれを書いていきたいと思います。
何しろ、後述するのですが約半年もギターを弾いていないと筋力諸々が衰えていて、短時間しかギターを弾けなかったり、休み休みになってしまうんですよね。なので、自然とこうしたアウトプットの時間が増えてしまうのでした。
「単なるブランク」よりリハビリのが大変
「久々に」とか言っておきながらですが、実は以前にもっと、丸3年くらいほとんどギターを触ってなかった時期もあったりしました。そこからまたギターに触り始めた時期も、「うわ、こんな弾けなくなってるんか。。」と凹んだものです。
しかしながら今回は、腕の骨折→橈骨神経麻痺のコンボということで、たった半年くらいながらも先の「丸3年」よりも大変だと感じています。
具体的には、「想像以上に短時間しか弾けない」という状況です。
どういうことかと言いますと、「橈骨神経麻痺」というのは簡単に言うと「手首が持ち上がらない」とか「指が開かない」みたいな状態でして、
・握力がめっちゃ下がる(10kgとかまで落ちた)
・親指が動かない(サムズアップができない)
みたいな時期が数ヶ月続きました。
握力の方はそれなりに戻りが良かったですが、親指の方はなかなか治りが遅く、未だに若干まだサムズアップ力が落ちたままです。
日常生活で困ることはほぼないですが、ギターを弾くときは、左手の握力というかセーハ時などの「人差し指と親指のつまむ力」が重要で、その出力・持久力がまだまだ、といった具合です。
なので、「基礎連数セット→曲練習通し数回の計20分」くらいでほぼ親指が潰れます。
この感触は、先の「丸3年ブランク」の時にさえなかったものだったので、怪我とか麻痺みたいな症状の怖さのようなものを再度感じています。(そこまで深刻な状況ではないですが)
「久々に弾ける」時こそ慎重になるべきっぽい
久々に弾けるのが楽しくてつい粘ってしまって、ここ数日は腱鞘炎的な手応えを感じています。
「しばらくはまたお休みかな」といったところですが、故障からの復帰などで「久々に弾ける」というような状況では、以下のような注意が必要だと思いました。
・自分が思うよりも相当に早いタイミングで練習を切り上げる
・少しでも違和感を感じたら勇気を持って休む
私の場合、当初からけっこう粘って練習してしまっていたのと、指先・腱の痛みや違和感にも「この痛みを待ってたんだよ。。」みたいな感じで構わず継続してしまっていたのが良くなかったなー、と反省しています。
しばらく安静にして、回復したらまた粛々と取り組んでいこうと思います。
おわりに
骨折、ましてや手の麻痺は初めての経験だったので、本当に色々と試行錯誤です。
が、全く弾けず、日々「-1%」されていくのをじわじわと感じていた時期に比べると、だいぶ前向きに考えることができるようになったと思います。
これを見てくれた方々が同じ目に遭わないことが一番ですが、もし似たような状況になってしまった際には、何かのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。