「何の数字が伸びるとYoutubeのチャンネル登録者数が増えるのか?」
Youtubeチャンネルを運営している人は、一度は考えたことがあるかと思います。
いきなりですが、私のやってるYoutubeチャンネルの直近約1年間のアクセス解析数値をまとめまして、「何の数値がチャンネル登録数に影響しやすいか」を出してみました。
私はゴリゴリ文系の人間ですが、こういうちょっとした分析は好きだったりします。
登録がやっと2,000を超えたくらいの弱小チャンネルではありますが、駆け出しYoutuberさんの参考になれば幸いです。
ギターにご興味のある方はチャンネルをご覧いただいたり、あわよくば登録いただけると嬉しいです。
ギターのYoutubeチャンネル
【結論】最も影響するのは「再生時間」
とりあえず、大まかに影響しそうな「視聴回数」や「表示回数」となどを抜粋して調べてみましたところ、結論としては「再生時間」の相関が最も強い、という結果になりました。
右上、「相関係数」という部分に注目していただきたいのですが、「この数値が高い=チャンネル登録数に影響しやすい」という意味になります。
「『相関係数』って何や」とお思いの方は、とりあえず「高い」=「もう一方の数値に影響しやすい」と覚えておいてください。
ちなみに目安はこんな感じです。
今回の数値の場合は高いとはいえ0.36程度なので、「やや正の相関あり」といった具合です。
正直、私も出してみるまでは「再生数や表示数のが大事なんじゃないかなー」とか思ってたのですが、想像よりも大差で再生時間の方が影響していました。
体感では「表示数が多い」というタイミングの方が伸びが良かったのですが、Youtube上での露出が多くても仕方ないみたいです。
やはり数字で見ないと分からないものです。
まあ冷静に考えれば、即離脱する人よりも長い時間動画を見てくれた人の方が登録してくれやすいでしょうし、「ゴミ動画を大量に出しても意味なし」と言ってる方も多いので、極めて自然な結果だったと言えます。
【補足】使った関数やシート
「予測分析」とも言われる「CORREL関数」を用いて行いました。
馴染みのない方には「うげっ」と思われるかもしれませんが、GoogleスプレッドシートやExcelの基本機能に含まれるものですので、一度把握してしまえば滅茶苦茶カンタンです。(仕事にもかなり活かせます)
「=CORREL(範囲A,範囲B)」でいけます。
範囲A・Bの列ないし行の数は一致している必要アリです。
【例】↓こんな感じ
=CORREL(B3:B367,F3:F367)
ちょっと恥ずかしいですが見られて困るものでもないので、シートへのリンクも貼っておきます。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/16JPC42oI5eA-lrKI3nmrnfJunUx_8JlT3X50TXb6Yyk/edit?usp=sharing
おわりに
今回の結果はもちろん私のチャンネルにおける傾向なので、「うちのは違うんだが?」みたいなこともあるかもしれません。
とはいえまあ「収益の多いチャンネル」=「再生時間が長い」といった話もよく聞きますので、再生時間を伸ばすことを目指した動きは無駄にならないかと思われます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。