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ギターのブランクから復帰するための5つのステップ|焦らず戻るコツ

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「久しぶりにギターを弾いたら、全然指が動かない…」
「以前弾けていた曲が弾けなくなっていてショック」
「ブランクが長すぎて、もう戻れないんじゃないか」

ギターから離れていた期間がある方なら、一度はこういう気持ちを経験したことがあるのではないでしょうか。

私自身、2つの大きなブランクを経験しています。
1つは仕事に打ち込んでいた20代後半~30代前半の約4年間
もう1つは復帰から約2年経った頃、腕相撲で骨折して橈骨神経麻痺を併発した約5~6ヶ月間です。

4年のブランクからの復帰は正直しんどかったですし、骨折のときは腕以上に左手が動かずコップもロクに持てないくらいだったので、「もう弾けないかも」という不安もありました。
それでも今はギターを続けられています。

今回は、その経験を基に「ブランクから復帰するためのステップ」をまとめます。
期間の長さに関係なく使える内容にしているので、参考にしていただけると嬉しいです。

【①】まず「弾けなくなっている」ことを受け入れる

ブランク明けに一番辛いのは、「以前の自分」と「今の自分」のギャップに直面することです。

以前弾けていた曲が弾けない。
指が思うように動かない。
音が汚い。

これは当然のことです。
筋力も指の柔軟性も、使わなければ落ちます。
「ブランクがあるんだから当たり前」と、まず自分に言い聞かせてください。

私が4年のブランクから戻ったとき、過去に余裕で弾けていた曲がまったく弾けなくなっていて、正直かなり落ち込みました。
でも振り返ると、「落ち込んでいた時間」が一番もったいなかったです。
弾けない現状を認めてからの方が、練習に集中できるようになりました。

【②】最初の1週間は「触るだけ」でいい

復帰直後にありがちなのが、「取り戻さなきゃ」と焦って長時間練習しようとすることです。

最初の1週間は、ギターに触るだけで十分です。

開放弦をポロポロ弾く。
簡単なコードを押さえてみる。
好きな曲の冒頭だけ弾いてみる。

目的は「ギターに触る習慣を取り戻すこと」であって、「上達すること」ではありません。
1日5分でも問題ありません。

骨折から復帰したときは、指がまともに動かない状態からのスタートでした。
そのとき決めたのは「焦らない。回復に集中する」ということです。
何もできない状態で焦るのは時間の無駄だと、身をもって学びました。

【③】基礎練習から再スタートする

触る習慣が戻ってきたら、次は基礎練習から再スタートします。

いきなり曲に取り組みたい気持ちはわかりますが、指の筋力と柔軟性が戻っていない状態で曲を弾くと、変な癖がつくリスクがあります。

おすすめの再スタートメニューはこちらです。

スケール練習(5分)

左手の指を1本ずつ独立して動かす感覚を取り戻します。
テンポはゆっくりで構いません。
「指が弦をちゃんと押さえられている」ことを確認しながら進めてください。

アルペジオ練習(5分)

右手のp-i-m-aの動きを確認します。
ブランクが長いと、右手の方が感覚を忘れやすいです。
開放弦で構わないので、ゆっくり「p-i-m-a」を繰り返してください。

簡単な曲を1曲(5~10分)

基礎練習だけだとモチベーションが続かないので、簡単な曲を1曲入れます。
以前弾けていた曲の中で「最も簡単なもの」を選ぶのがコツです。

クラシックギターのオススメ基礎練習【動画】

以下の動画では、基礎練習メニューをTAB付きで一緒に取り組めます。
1日12分ほどのメニューなので、復帰後のペースメーカーとしてご活用ください。

【1日1回約12分】TAB付き・クラシックギターが上手くなる基礎練習【初心者向け】

【④】「以前弾けていた曲」を1曲仕上げる

基礎練習を1~2週間続けて指の感覚が戻ってきたら、以前弾けていた曲を1曲、改めて仕上げ直すことをおすすめします。

新しい曲ではなく「以前弾けていた曲」にするのがポイントです。

理由は2つあります。

【理由1】曲の記憶が残っている

完全に忘れていても、弾き始めると「あ、ここはこうだった」と思い出すことが多いです。
ゼロから新曲を覚えるよりもはるかに早く形になります。

私の場合、狂ったように弾いていた時期に体で覚えていた「アルハンブラの思い出」がそれでした。
ゆっくりのペースなら右手のトレモロも含めて、だいぶ良いリハビリになったのを覚えています。

アルハンブラの思い出【弾き方・解説動画あり】

【理由2】「戻れた」という実感が得られる

以前弾けていた曲がもう一度弾けるようになると、「ブランクがあっても大丈夫だった」という安心感が生まれます。
この感覚が、次の練習へのモチベーションにつながります。

「禁じられた遊び」のような定番曲は、TAB譜付きの解説動画も用意していますので、ご活用ください。

【初心者向け・簡単運指】動画で覚える「禁じられた遊び」【TAB譜+弾き方解説】

【⑤】「次に弾きたい曲」を決める

以前の曲が弾けるようになったら、復帰は完了です。
ここからは「ブランク前の自分に戻る」フェーズではなく、「新しく前に進む」フェーズに入ります。

「次に弾きたい曲」を1曲決めてください。

「弾きたい曲がある」状態は、練習を続ける上で最も強いモチベーションになります。
ブランクを経験した方は「また離れてしまうかもしれない」という不安があるかもしれませんが、目標曲があれば自然と練習に向かえます。

曲選びに迷ったら、以下の記事でクラシックギター初心者~中級者向けのおすすめ曲をまとめています。
こちらもどうぞ。

【ソロギター】クラシックギター初心者におすすめの独奏曲・名曲10選【一部楽譜リンクあり】

おわりに

ギターのブランクから復帰するための5つのステップをまとめてみました。

まとめると、
・「弾けなくなっている」ことをまず受け入れる。落ち込む時間が一番もったいない
・最初の1週間は触るだけでOK。焦らない
・基礎練習(スケール+アルペジオ)から再スタート
・以前弾けていた曲を1曲仕上げ直して「戻れた」実感を得る
・「次に弾きたい曲」を決めて前に進む

4年のブランクも、骨折による半年の休止も、どちらも辛い経験でした。
でも今振り返ると、「戻ってこられた」こと自体が大きな自信になっています。
ブランクは終わりではなく、ただの中断です。

独学でギターを続けるコツについてはこちらの記事もどうぞ。

【難しすぎ】クラシックギター(ソロギター)はなぜ難しいのか?【理由と対策】

YouTubeでもソロギター・ギターデュオの演奏動画やTAB譜付き動画を投稿しています。
shindome - Guitar(YouTubeチャンネル)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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