「画面を見ずに過ごす時間、ほんと減ったな」
今回はかなりゆるく、個人的なテーマです。
仕事はIT系なので、日中はずっとPC画面。
帰宅後はスマホでYouTubeやSNSを眺め、ジムに行ってもイヤホンで動画をバックグラウンド再生。
休日は休日で「何か面白いコンテンツないかな」とスマホを開いて、結局疲れている。
ギターを弾いているときも、楽曲練習ではPC画面にTAB譜を表示させているので、結局画面を見ています。
「自分が本当に画面から解放されている時間って、基礎練をしているときくらいだな」と気づいたとき、基礎練が少し好きになりました。
今回は、そんな個人的な体験から「基礎練の意外な価値」について書いてみます。
ギターの技術的な話というよりも、日常の過ごし方の話に近いかもしれません。
目次
【①】IT業×動画漬けの日常
私はIT系の仕事なので、仕事中は基本的にPCの前にいます。
8時間以上、画面を見続ける日が大半です。
問題は仕事以外の時間も同じだということです。
・空き時間はスマホでニュースや動画
・帰宅後はYouTubeやサブスクの動画を垂れ流し
・ジムで運動しているときもイヤホンで動画のバックグラウンド再生(よくて音楽)
・寝る前もスマホ
「視聴コンテンツ探し」自体がストレスになることもあります。
何を観ようか迷っている時間が一番疲れる、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
振り返ると、起きている時間のほぼすべてが「画面を見ている時間」でした。
【②】ギター練習中も画面を見ている
「ギターを弾いている時間は違うでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。
楽曲を練習するときは、PC画面にTAB譜をPDFで表示させて、それを見ながら弾いています。
譜面台に紙の楽譜を置いていた時期もありましたが、PDFの方が管理しやすく、結局PC派に落ち着きました。
つまり、曲の練習中も視線はPC画面に向いているわけです。
もちろんギターを弾いている時間は受動的にコンテンツを消費しているわけではないので、スマホをダラダラ見ているのとは質が違います。
とはいえ「画面を見ている」という点では同じです。
【③】基礎練習だけが「画面ゼロ」の時間だった
ある日、スケール練習をしながらふと気づきました。
「今、自分は何の画面も見ていない」
基礎練習、つまりスケールやアルペジオの反復練習は、楽譜を見る必要がありません。
パターンが体に入っているので、目を閉じていても弾けます。
完全に暗譜している曲の練習も同じです。
それに気づいてから、基礎練中の自分の状態を意識してみました。
すると、集中が深まったとき、サウナで「整う」感覚に近いものがあることに気づきました。
指の動きだけに意識が向いている。
視覚情報が入ってこない。
頭の中が静かになる。
大げさかもしれませんが、これは自分にとってかなり新鮮な体験でした。
【④】「デジタルデトックス」としての基礎練習
「デジタルデトックス」という言葉をたまに目にしますが、正直あまり現実的だと思っていませんでした。
仕事でもプライベートでもスマホとPCは手放せないし、意識的に「今日は画面を見ない」と決めてもまず続きません。
でも、基礎練習を日課にすることで、結果として「毎日10分の画面ゼロ時間」が自然にできていたのです。
わざわざ「デトックスするぞ」と意気込まなくても、スケール練習を始めれば勝手にそうなる。
しかも指先の訓練という明確な目的があるので、「何もしない時間」に耐える必要もありません。
複雑ですが、最近は「サウナ的な気持ちよさ」が基礎練をやるモチベーションの一つになっています笑
【⑤】基礎練習を「頭の休憩時間」として取り入れる
この体験を踏まえて、今は基礎練習の位置づけを少し変えました。
以前は「上達のために必要だからやる」という義務感が先にありました。
今は「頭を休めるためにやる」という感覚も加わっています。
具体的には、こんな流れで練習しています。
練習開始:基礎練習10~15分
疲れた頭を切り替えるタイミングに充てています。
スケール → アルペジオ → トレモロ、の順番で決まったメニューをこなすだけなので、何を弾くか迷う必要もありません。
基礎練習の後:曲の練習
頭がリセットされた状態で楽曲練習に入ると、集中の質が上がる実感があります。
基礎練習の具体的なメニューについては、以下の動画でTAB付きで一緒に練習できます。
1日12分ほどのメニューなので、まずはここから始めてみてください。
トレモロの基礎トレーニングはこちら。
4分弱で取り組めるので、上記のメニューに追加する形でどうぞ。
おわりに
「画面を見ていない時間は基礎練習をしているときくらい」という、個人的な気づきについて書いてみました。
まとめると、
・IT業×動画漬けの生活では、起きている時間のほぼすべてが「画面を見ている時間」
・ギターの曲練習もTAB譜をPC表示するため画面を見ている
・基礎練習(スケール・アルペジオ)だけが「画面ゼロ」の時間
・集中が深まるとサウナの「整う」感覚に近いものがある
・結果として基礎練習が「デジタルデトックス」の役割を果たしている
ギターの基礎練習に「上達」以外の価値があるとは思っていませんでした。
もしスマホ疲れ・画面疲れを感じている方がいたら、騙されたと思って15分だけスケール練習をしてみてください。
何かが変わるかもしれません。
クラシックギターの基礎練習や独学のコツについては、こちらの記事もどうぞ。
YouTubeでもソロギター・ギターデュオの演奏動画やTAB譜付き動画を投稿しています。
shindome - Guitar(YouTubeチャンネル)
今回はだいぶ個人的なテーマにもかかわらず、最後まで読んでいただきありがとうございました。


