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社会人がクラシックギターの練習時間を確保する方法|忙しくても続けるコツ

更新日:

「仕事が忙しくてギターに触れない日が続いている…」
「練習したい気持ちはあるけど、まとまった時間が取れない」
「このまま弾かなくなるのが怖い」

社会人になると、学生時代のように自由に練習時間を取るのは難しくなります。
仕事・家事・付き合い、いろんなものが練習時間を削っていきますよね。

私もIT系の仕事をしながらギターを続けて約10年になりますが、正直なところ「時間がない」との戦いは今でも続いています。
途中で4年近く弾かない時期もありましたし、骨折で5~6ヶ月弾けなかった時期もありました。

ギターを始めたのは高校入学と同時くらいですが、学生時代とは可処分時間を作る難しさが段違いです。

それでも続けてこられたのは、「時間を作る」のではなく「練習のハードルを下げる」方向に工夫してきたからです。

今回は、忙しい社会人がクラシックギターの練習時間を確保するための具体的な方法をまとめます。

【①】最優先は「サイレントギター」の導入

いきなり具体的な話ですが、社会人ギタリストに一番おすすめしたいのがサイレントギターです。

私はYAMAHAのサイレントギターを20年ほど使っています。
これがなかったら、ここまでギターを続けていなかったと本気で思います。

サイレントギターの最大のメリットは「時間帯を選ばない」ことです。
社会人の練習時間は、朝の出勤前か夜の帰宅後に限られがちですが、普通のギターだと「夜は音が気になる」「朝は家族が寝ている」といった制約がつきます。
サイレントギターなら、深夜でも早朝でも、周囲を気にせず弾けます。

「弾ける時間帯」が倍以上に広がるので、練習時間の確保という点ではこれが最大の解決策です。

クラシックギター奏者なら、YAMAHAの「SLG200NW」がおすすめです。
クラシックギター仕様の太いネックなので、普段の練習にそのまま使えます。
※似たモデルの「SLG200N」はナイロン弦ですがネックが細めなので、クラシックギター奏者の方は「SLG200NW」を選びましょう。

↓アコギ奏者なら「SLG200S」シリーズになります。

「サイレントギターはあくまでサブ楽器」という意見もありますが、弾かないよりは100倍マシです。
練習量が確保できれば上達も早くなるので、投資として考えれば十分元が取れます。

ちなみに、サイレントギターと併用してミュート(弱音器)を使えば、深夜でもより安心して弾けます。
※クラシックギターで使う場合は弦間隔の関係で、ハサミで3分割にカットして使う必要があります。

【②】「すぐ手に取れる環境」を作る

練習のハードルを下げるもう一つの鍵は、ギターをケースにしまわないことです。

ケースから出す → チューニングする → 楽譜を探す → 座る位置を調整する。
この「準備の手間」が、忙しい日の「やっぱり今日はいいか」につながります。

おすすめは以下の2つです。

ギタースタンド
リビングや作業部屋に置いて、座ったらすぐ手が届く位置にセットします。
折りたたみ式なら場所も取りません。

ギターハンガー(壁掛け)
壁に掛けておけばスペースを取らず、インテリアとしても映えます。
賃貸の場合はワイヤネットを使えば壁に穴を開けずに設置できます。

「練習を始めるまでの動作を減らす」ことが、忙しい日でも5分だけでも弾くきっかけになります。
環境づくりについては以下の記事でも詳しくまとめています。

クラシックギターの練習を習慣化するコツ

【③】「毎日15分」で十分と考える

「練習時間が取れない」と悩む方の多くが、「最低でも1時間は必要」と思い込んでいます。
でも実際は、毎日15分でも弾き続ける方が、週末に2時間まとめて弾くよりも効果的です。

理由はシンプルで、指の感覚は毎日触ることで維持されるからです。
3日空けると指が動かなくなり、ウォーミングアップだけで時間を使ってしまいます。
毎日15分なら前日の感覚が残っているので、すぐに本題に入れます。

私の場合、平日は30分~60分程度ですが、忙しい日は15分だけの日もあります。
15分でやることは決まっていて、スケール練習5分 → 今取り組んでいる曲を10分、という流れです。

大事なのは「短い日があってもいいから、触らない日を減らす」という考え方です。

【④】通勤時間をイメトレに使う

物理的にギターが触れない移動時間も、練習に活用できます。

やり方は簡単で、今練習している曲の音源を聴きながら、頭の中で運指をイメージすることです。

「イメトレなんて効果あるの?」と思うかもしれませんが、曲の構造や運指の流れを頭に入れておくと、実際にギターを持ったときの練習効率が段違いです。

特に新しい曲に取り組むときは、最初の1週間をイメトレ中心にして、ある程度頭に入ってから実際に弾き始めると、つまずきが減ります。

再生速度を変えたり、A~Bリピートができるアプリなどと併用すると、より効果的です。

【⑤】「2日連続でサボらない」をルールにする

どんなに工夫しても、弾けない日はあります。
仕事で疲れ果てた日、体調が悪い日、付き合いで帰りが遅い日。
それは仕方がないことです。

ただ、2日連続で弾かないと「弾かないこと」の方が習慣になりやすいという感覚があります。

1日サボっても翌日に触れば、感覚はほとんど落ちません。
でも2日空けると「まあ今日もいいか」が3日目にもつながりやすくなります。

「毎日弾く」をルールにすると辛くなりますが、「2日連続で休まない」なら無理なく守れます。
私も「昨日サボったから今日は5分だけでも…」という緩い形で続けています笑

【⑥】「完璧な練習」を求めない

社会人がギターを続ける上で一番の敵は、実は時間ではなく「こうあるべき」という理想かもしれません。

「基礎練習をちゃんとやってから曲に入るべき」
「30分以上は練習しないと意味がない」
「ちゃんと集中できる環境でやるべき」

こういった思い込みが、「今日は条件が揃わないからやめよう」につながります。

テレビを見ながら右手だけアルペジオの練習をする。
それだけでも、何もしないよりはるかにマシです。

ギターは趣味です。
完璧な練習ができなくても、触り続けていれば少しずつ上達します。
「ゆるく長く」が、社会人ギタリストにとって最強の戦略だと思っています。

おわりに

社会人がクラシックギターの練習時間を確保する方法について書いてみました。

まとめると、
・サイレントギターで「弾ける時間帯」を広げるのが最優先
・ギタースタンド・ハンガーで「手に取るまでの手間」をゼロにする
・毎日15分でも十分。触らない日を減らすことが大切
・通勤時間のイメトレも立派な練習
・2日連続で休まないルールで習慣を守る
・完璧な練習を求めず「ゆるく長く」続ける

10年以上、仕事と両立しながらギターを続けてきた実感として「環境を整えること」と「ハードルを下げること」が全てだと思います。
偉そうに言う私も「今日もしんどいから5分だけ。。」などと、本当に緩い形で続けています笑

練習環境の整え方については、以下の記事でより詳しくまとめています。
こちらもどうぞ。

クラシックギターの練習を習慣化するコツ

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shindome - Guitar(YouTubeチャンネル)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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