今回はちょっと、いや大分とりとめのないお話になるかと思います。
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話の根幹にして雑談
ニュースアプリを見ていたら、こんな記事を見つけました。
【逸脱】米津玄師のLemonを「名探偵コナンのテーマ」っぽくwwwwwww
http://www.okutta.net/article/463626237.html
タイトル見て何事かと思ったのですが、聴いてみてニヤっとするのと、
「あー、なるほどなー」
と深く感心してしまいました。
というのも、(ギターアンサンブルに限らず)編曲のスキルを磨くには、こういう
「〇〇っぽくしてみた」
みたいな、マネ・パクリ的なアプローチがかなり有効だからです。
これをアレンジされた方は、かなり編曲スキルが高い方だと思います。
「各アーティスト毎」は当然ですが、音楽の各ジャンルにも「っぽさ」は存在するかと思います。(ジャズっぽさ、クラシックっぽさ等)
「その特徴を的確に捉えて再現する」ことは、音楽的な感性、ひいては編曲スキルを鍛えるに持ってこいだと思います。
「特徴」というのを、自身の再現したい演奏イメージに置き換えれば、それを的確に再現することができるようになるからです。
具体的な練習の例としては、例えば「ポピュラーの曲をボサノヴァっぽくしてみる」などです。
もちろん他のジャンルでも、「特定のアーティストっぽくしてみる」などでも有効です。
それを遊び感覚で続けることで、曲やジャンルの「っぽさ」の根幹を的確に見抜き、取り込むことができるようになってくるはずで、その観察力・再現力といったスキルは編曲を行う上で必ず活きてくると思います。
イメージ的には、
A「そのフレーズ、も少しダイナミックにできない?」
B「うーん、こんな感じ?」
A「そう、そんな感じに」
といった風に、編曲の引き出しが増えて、要望に対する回答がスムーズにできるようになる感じです。
思い返せば私も伴奏のテイストやリズムを他のジャンルに変えて遊んでみたりしたものです。
…いや、嘘ですすみません。格好つけました。
そんな高尚な話ではなく、実際によくやっていたのは
「〇〇さんっぽく××の曲を弾きまーす」
とかいって、若干ディスの入ったマネをして周囲を笑わせていたことだと思います。
※めっちゃ大音量で弾いたり、オーバーな動作を交えて弾いたり
我ながら「酷いことをしたものだ」という感じですが、今にして思えばそのマネ・パクリ・コピーの試行錯誤で培った観察力・再現力が、編曲スキルに活きていたのかな、と感じます。(ほんとか?)
できれば人道的な方法で編曲スキルを鍛えていただきたいですが、自らがモチベーションを高く保って取り組める方法がベストだと思います。
(私にとってはそれが「誇張したマネ」だった、という話で、笑ってくれるのが本当に嬉しかったのです。。。)
まとめ
編曲スキルを鍛えるには、「〇〇っぽくしてみた」という遊びのアプローチが有効。
※「〇〇っぽい」の根幹を見抜く洞察力と、再現力が鍛えられるため。
そんな高尚な話でなくとも、身近な「〇〇さんっぽく弾いてみた」という遊びも有効。
※やりすぎて嫌われないよう注意、自己責任にてお願いいたします。
いずれにしても、遊び感覚で無理なく続けられる方法で勉強?するのが良いかと思います。
楽しくないと続きませんから。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
余談(元々余談だけど)
こういうアプローチも、編曲スキル鍛錬には有効かと思います。
…何回見ても笑っちゃうんですよねこれ。